皆さんが，弁護士に法律相談をするとき，どんな問い合わせの方法を使いますか。
一番多いのは，メールやLINEなどのネット上のメッセージを使うことが多いんじゃないでしょうか。
そのときにこんな悩みをお持ちの方がいらっしゃいませんでしょうか。
- 問い合わせの書き方がわからない
- どこまで書けばいいのかわからない
- いいテンプレートもない
そこで今回は，弁護士に相談するときの問い合わせメールの書き方についてお話をしたいと思います。
この記事を読めば，これから法律相談をする方・法律相談をしようと思っている方は，スムーズに問い合わせメールを送信することができて，弁護士も理解しやすい文面が書けます。
また，すでに弁護士に依頼されている方も，自分の相談内容に漏れがないか，忘れていたことがないかなど，よりお金の回収等に向けた動きができます。
ぜひ最後までご覧ください。
- 品川区で弁護士をしています。
- 弁護士７年目
- もし困った際は，品川区の弁護士ビーノが対応致します👍
今回の記事では弁護士に問い合わせをする際のポイントについてお伝えをします。
また，記事の最後に問い合わせをスムーズにするための，無料のデータを添付しますので，ご覧ください。
目次
１ 問い合わせメールに書くべきこと
まず問い合わせのメールに書くべきことを一覧でまとめてみました。
- 自分の名前
ただし，知られたくないという方に関しては，直接ご相談する際にお伝えしますと伝えておけばOKです。 - 相談したい案件の種類
不倫事件であれば不倫事件と記載し，交通事故であれば交通事故の損害賠償と記載するようにしましょう。 - 相談内容
相談内容の書き方については，次の項目でお伝えします。 - 弁護士に希望すること・最終的な解決
弁護士に希望することを書きましょう。お金を取りたいのか，謝らせたいのかで弁護士の対応も異なってきます。 - 相談したい日時
もし直接・オンライン・電話等での相談を希望する場合は，希望の日時も書いておくと弁護士が後々対応しやすいです。 - その他連絡先
かけてほしい電話番号がある場合や別のメールに連絡がほしい場合等は，そのことを記載しましょう。
メールの本文としては，１〜６をまずコピーしていただいて，そのまま本文に写して書くのが早いと思います。念の為，例文を記載しておきますので，困ったらこちらもご使用ください。
日比野弁護士
はじめてご連絡いたします。私〇〇〇〇と申します。
今回は，知り合いに貸した３００万円を返還してほしく先生に問い合わせのメールをいたしました。
相談内容については，時系列表にまとめましたので，そちらをご確認ください。
私としては，現在お金が少なく早めに回収できればと考えております。
相談希望日としては，
①５月１０日の１５時〜
②５月１１日の１１時〜
③５月１３日の１２時以降いつでも
となっております。先生の事務所にお伺いしたいと思っておりますが，ご都合いかがでしょうか。
連絡につきましては，000-0000-0000となっておりますので，不明点がございましたらご連絡ください。
ご連絡お待ちしておりますので，宜しくお願いいたします。
２ 相談内容の書き方「時系列の通りに」
相談者さん
弁護士ビーノ
弁護士ビーノ
というわけで，弁護士・裁判官にとって時系列というのは非常に重要な要素になるので，相談者になるかもしれない皆さんは，必ず時系列を追って事件を整理する必要があります。
相談者さん
そんな悩める相談者さんのために今回は時系列で整理するためのワードファイルデータを用意しました。時系列表をクリックするとダウンロードできますので，ご自由にお使いください。
３ 相談票を記載しておきスムーズな相談を実現しよう
私の事務所では，下にアップした相談票を使用して，相談者さんの情報を確認しています。
こちらも相談に先立って書いておくと便利なものとなっております。ぜひお使いください。
４ まとめ
皆さんいかがだったでしょうか。
これで簡単に弁護士さんに問い合わせメールが送れると思いますので，ぜひバンバンコピーして使ってみてください。
具体的な相談方法については別の記事で紹介していますので，そちらもご覧ください。
【まとめ】「はじめての法律相談」気をつけたいポイント
もしそれでもわからない場合は，とりあえず品川区の弁護士びーのにお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
なお，今回はこちらの事務所さんで公開されているデータを参考にしました。ありがとうございます。
参考 大浦法律事務所様サイト名ではまた次回の記事で〜
