不倫を甘く見ると後悔する!不倫がバレた後の様々なトラブルとデメリットとは?

結婚生活を送る中で、魔が差してしまうこと、あるいは魔が差してしまいそうになることはあると思います。

その中でも「不倫」は、付き合っているカップル同士の浮気とは比べ物にならないくらいリスクが大きいです。

「不倫」を甘く見ていると、思ってもみなかったトラブルに発展してしまいます。

そこで、この記事では、不倫をすると具体的にどのようなトラブルが発生して、どのようなデメリットが起こるのかということについて、不倫案件を多数経験した弁護士が詳しく解説していきます。

解説者
  • 品川区で弁護士をしています。
  • 弁護士7年目
  • 過去に離婚相談の依頼を多数受けています。
  • もし困った際は,品川区の弁護士ビーノが無料相談に対応致します👍
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今回の記事では,弁護士が断る意外な理由を通して,皆さんが弁護士に依頼する際に気をつけて欲しいポイントについてお伝えをします。

目次

1 実際にあった不倫がバレた事例

まず実際にあった不倫事例について見ていきましょう。

弁護士

会社員として勤めているAさんが、部下であるBさんと1年ほど前から不倫関係に。

弁護士

奥さんにラインと写真を見られ、不倫が発覚。

弁護士

15年連れ添った妻が子供を連れて、実家に戻ってしまう。

弁護士

その後連絡があり、「離婚はしないけど不倫相手に慰謝料を請求する」と言ってきた。

弁護士

会社にバレないか、何とか自体をまとめられないかと弁護士に相談してきた。

という内容です。

かなりリアルな内容ですが、不倫によるトラブルというのは、弁護士の感覚からすると、頻繁に発生しています。

2 既婚者の〇割が不倫バレ経験あり?!

  • 「自分は大丈夫!」
  • 「自分のパートナーは大丈夫!」
  • 「自分の周りにはそのような人はいないんじゃないかな・・・?」

と思っている人は多いです。

しかし、これはあまり世の中的に知られていない真実なのですが、実は既婚者の約3割が不倫の経験があると答えています。

その証拠に、年間に申し立てられた離婚裁判の件数は、約8万件にも及んでいるのです。

3 不倫がバレる場合が増えると儲かる人がいる?

不倫の経験割合や、離婚裁判の申し立て件数から、実に不倫によるトラブル事例が多いことがお分かり頂けると思います。

ただ、不倫によるトラブルが発生すればするほど、儲かる人がいます。

それは誰だと思いますか?

正解は「弁護士」なんです。

最近では不倫慰謝料のみ請求する事務所も非常に増えています。離婚専門の事務所も存在します。

離婚調停をやらないということです。

離婚調停というのは、離婚の話し合いがまとまらない時に、裁判所を通して離婚に向けた話し合いをすることです。

しかし離婚調停は、数週間という短期間では終わらないのです。

大体、半年から1年程、長い時だと2年近くかかる場合もあるのです。

4 不倫がバレるとどんな悲劇が待っている?

もしかしたら、不倫を甘く見ている人がいるかもしれません。

「バレなきゃいいんでしょ?」

「そこまで深い関係じゃないから」

こう思っている人は一番危険です。

では、具体的にどのようなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう

 ① 不倫がバレると友人関係が壊れる 

まずは友人関係が壊れる場合があります。

不倫の事例で意外と多いのが、

「友人のパートナーと不倫関係にあった」ということです。

そうなってしまうと、かなり高い確率でその友人との縁が切れてしまう事があります。

100歩、いや1000歩譲って、友人関係が壊れるのは良いとしましょう。

ただ、もし仮に仕事のパートナーになっていたり、かなり深い関係になっていたりした場合、その関係が全てリセットになってしまうのです。

 ② 不倫で家族や職場にバレる 

そして不倫は、家族や職場にバレてしまう可能性もあります。

「なんで関係のない会社にバレるの?」と思う人がいるかもしれません。

ただ、弁護士が自分の住所を知らず、勤務先に内容証明を送ってしまうことがあるのです。

また、意外と多いのが、相手が勤務先に乗り込んでくるというパターンです。

仮にそうなってしまった時のことを想像してみてください。

かなりの修羅場です!プライドを言っている場合ではありません。

 ③ 不倫がバレて離婚 

不倫というのは、立派な離婚理由になります。

また、離婚をする場合、やらなければならないことがたくさん出てきてしまう場合もあるのです。

例えば、夫婦でマンションを購入していた場合、離婚をする場合には、多くの場合で売却手続きをすることになるでしょう。

ただ、この手続きに時間がかかってしまったり、手間がかかってしまったりする場合もあるのです。

更に、そのマンションにローンが残っていて、売却益がローンの金額を上回らなかった場合、当然その費用は二人で返済していく必要が出てきてしまいます。

ほとんどの場合、不倫をしてしまった方、離婚の原因を作ってしまった方が負担することが多いのですが、そのような話し合いもしなければならなくなってしまいます。

他にも、子供がいる場合は、最悪会えなくなってしまう場合もあります。このように、不倫というのは多くの悲劇を生むのです。

 ④ 不倫がバレるまで尾行される 

尾行や録音というのは、ドラマだけの話だと思っていませんか?

実は、不倫をして、相手に探偵を付けられてしまうと、自分の行動を全て録画、録音されてしまう場合があります。

そうなると、探偵は自分に四六時中張り付いていることになりますので、自分の知らない間に行動が全てバレてしまうのです。

例えば、車の中にボイスレコーダーを仕込まれていて、不倫相手との会話が全て録音されていたという事例もあります。

そして、問題はここからです。その内容というのは、全て裁判で開示されてしまう可能性もあります。

裁判官だけでなく、その場にいる全ての人に聞かれてしまいます。

この時自分がどんな思いをするのか、想像しただけでもゾッとしてしまいますよね。

 ⑤ 不倫がバレてお金が取られる 

そして、思っているよりもたくさんのお金を取られてしまいます。

最近では、不倫をした自分のパートナーではなく、相手に請求するというパターンも多いです。

慰謝料の相場は、数百万円になることもあります。仮にこの慰謝料を払わないと、給料を差し押さえられます。

また、慰謝料だけでなく弁護士費用が掛かるということも忘れてはいけません。

更に子供がいる場合は、養育費の支払いをしなければならない場合もあるのです。

 ⑥ 不倫をした、された場合は弁護士に相談するべき?メリットは?

では、不倫をしてしまった、あるいはされてしまった場合にはどうするべきなのでしょうか。

そうなった場合には、弁護士に相談することがおすすめです。

では、弁護士に相談するメリット、慰謝料を請求したい場合と、慰謝料を請求された場合に分けて詳しく見ていきましょう。

5 不倫がバレて慰謝料を請求された場合のメリット

まずは慰謝料を請求したい場合のメリットです。

 ① 法外な要求に応じなくて済む場合がある 

慰謝料の金額というのは、先ほども解説したように相場があり、裁判で認められる範囲の金額とそうでない金額があります。

ただ、相手がかなり激怒していることがあり、場合によっては、法外な金額を要求してくる場合があります。

弁護士に相談することで、そのような要求に応じなくて済む場合があるのです。

また、基本的に金銭賠償以外は法律上認められませんので、事実と異なった謝罪文を要求された場合にも、相談に応じてくれる場合があります。

 ② 弁護士が間に入ってくれる 

弁護士というのは、法律の専門家です。

そのような専門家に相談することで、相手と直接やり取りをしなくて済むようになります。

そのため、精神的な負担を減らすことができる場合があるのです。

 ③ 手間がかからない 

不倫が原因で裁判をすることになってしまうと、様々な書類や相手との交渉が必要になってきます。

しかし、弁護士に相談することで、そのような複雑な手続き、交渉を代行してもらうことができるのです。

もし、弁護士に依頼をしていない場合は、裁判所から呼びだされると、自分で出向かなければならなくなります。

裁判というのは、平日に開かれることが多く、会社を休まなければならなくなってしまう可能性もあるのです。

弁護士に相談すれば、ほとんどいつも通りの生活を続けることが可能となるのです。

 ④ トラブルを未然に防止できる 

弁護士を挟まずに解決しようとすると、後々厄介なトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

なぜなら、公正証書を取っておかなかったり、契約内容を書面で残しておかなかったりする場合が多いからです。

そうなってしまうと、一度慰謝料を払ったのに再度請求されてしまうケースなども考えられます。

そのため、問題をしっかり沈静化するためにも、弁護士に相談しておくことをおすすめします。

6 相手の不倫がバレたので慰謝料を請求したい場合のメリット

続いては、慰謝料を請求したい場合のメリットについて見ていきましょう。

 ① 弁護士が交渉してくれる 

パートナーの不倫が発覚した場合、激怒したくなる気持ちもわかります。

しかし、冷静さを失ってしまうと、スムーズに交渉を進めることができなくなってしまいます。

また場合によっては、相手に言いくるめられてしまい、一般的な慰謝料よりも安く見積もられてしまうこともあるでしょう。

ただ、弁護士に相談することで、事実関係や証拠をしっかり揃えてもらうことができ、適正な料金を相手に請求することができます。

多くの人は、不倫の慰謝料相場についてあまり知識がないと思います。

そのような場合には、是非弁護士に相談し、適正な金額を割り出してもらうようにしましょう。

 ② 相手に会わずにやり取りできる 

不倫相手に慰謝料を請求する場合、相手の顔も見たくないという人もいるでしょう。

そのような場合に、弁護士を挟むことで、弁護士が代わりに交渉をしてくれます。

また、不倫相手に慰謝料を請求する際に、相手が逆ギレをして、暴言などを浴びせてくる場合もあります。

そのような状態になってしまうと、更なるトラブルを生んでしまう可能性もありますので、弁護士を間に挟むことをおすすめします。

 ③ 比較的早く解決できる 

先ほども解説しましたが、不倫をされた場合、感情的になってしまう事もあるでしょう。

その気持ちはよくわかるのですが、そのような状態で相手と話しても、うまく内容がまとまらないこともあります。

しかし、弁護士に相談をすることで、第三者が冷静に交渉してくれます。

その結果、できるだけ早く問題を解決できる場合があるのです。

 ④ 不倫相手にプレッシャーをかけられる 

不倫をされた場合、中には、相手に直接会って、

「慰謝料を払いなさい!」

と詰め寄る人もいるでしょう。

しかし、これだと相手があまり真に受けない場合があります。

なぜなら、素人に言われた言葉だからです。

しかし、弁護士という法律の専門家から通達をすることで、相手に自覚を持たせることができ、精神的なプレッシャーをかけることができるのです。

これは、言い方を変えれば、不倫をされた側ができる最大限の仕返しでもあります。

暴力や暴言に頼るのではなく、是非法の専門家に依頼して相手にプレッシャーをかけることをおすすめします。

7 不倫がバレない方法はある?

ネットなどを見ていると、

「不倫がバレない方法〇選」

というような記事をよく目にすると思います。

もしかしたら、不倫をしている人はこのようなサイトを見て、その方法を実践しているかもしれません。

例えば、

・ラインを使わないでやり取りする

・住んでいる地域から離れてデートする

・上手にアリバイを作る

・相手からの連絡はすぐに消す

などです。

ただ、これらの方法を実践したとしても、100%不倫がバレないという保証はありません。

バレる時はどんな姑息な手を使ってもバレます。

そして、不倫がバレてしまうと、先ほど紹介したような様々なトラブルへと発展していってしまうのです。

夫婦だけの問題であれば、そこまで大ごとにはならないかもしれませんが、子供がいた場合、本当に悲しい思いをさせてしまう事になります。

子供にとって、いつまでも自慢のお父さん、お母さんでいたいですよね。

もし、現在進行形で不倫をしているのであれば、この記事を見て、事が大きくなる前に考えを改めることをおすすめします。

8 不倫がバレた場合のまとめ・動画紹介

このように、不倫をしてしまうと、思っているよりも深刻で残酷な結末を迎えてしまう可能性があります。

お金がかかってしまったり、職場にバレてしまったり、子供と会えなくなってしまったりと、幸せとは程遠い現実と向き合わなければならなくなってしまうのです。

そのため、仮に不倫をしているのであれば、この記事を見て軌道修正することをおすすめします。

また、万が一不倫をした、されたというトラブルに発展した場合は、自分達で解決しようとせず、品川区の弁護士びーのに相談することをおすすめします。

無料相談を対応しておりますので,ぜひご連絡ください。

今回の記事については動画でもまとめてあります。こちらもぜひご覧になってください。

ではまた次回〜

 

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