弁護士のビーノです。
今回は法律を勉強すると損しない3つの理由についてお話ししたいと思います。
法律って税金の知識と違って、得しない印象ありませんか?
ひよこさん
ひよこさん
ひよこさん
今回の記事を読めば、法律を勉強すると自分の人生の考え方、社会が理解できることがわかります。
人生でミスしづらい、騙されない、損をしない考え方を身につけましょう。
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目次
1 損しない理由①:法律を勉強すると社会の仕組みが理解できる
そもそも「法律」とはどんなものだとみなさん考えていますでしょうか?
答えは「社会のルール」「社会の仕組み」です。
つまり、法律を勉強するとイコールみなさんが生きている社会がわかるということになります。
さらに、社会の仕組みを理解することによって、どのようにしてこの社会が成り立っているのかという根本的な部分を理解することができること、ここに法律を勉強する意味があると思います。
例えば、「憲法」を勉強すると必ず世界史や哲学的な知識が少なからず必要になります。
つまり、憲法という法律を勉強するだけで、それ以外の派生的な分野にも知識を広げられるとともに、相互理解を深めることができると考えています。
実益のある学問から根本的な学問へと掘り下げて考えることができることは、具体例から考えることができるので、理解も早まるのではないかと考えています。
2 損しない理由②:法律を勉強すると事実関係を残したくなる
法律を勉強すると必ず、「事実」と「事実」を証明するための「証拠」が大事という話にたどり着きます。
私の相談者さんの中にもこういった方が本当にたくさんいました。
相談者さん
相談者さん
こういった方は、後から気付くんです。
「録音しておけばよかった」「契約書を作っておけばよかった」と・・・
しかし、法律を勉強していると生活において「証拠を残しておこう」という考えが生まれます。
では、どうして「事実が大事」「証拠が大事」と弁護士はよく言うのでしょうか。
それは「事実はあとで変えられない」からなんです。
税務や会計ではあとから修正・訂正をすることができても、法律は過去の事実なので、変えようがありません。
最悪証拠を偽造でもしないと無理なんです。
そういった「事実はあとで変えられない」という意識があると、「証拠を残しておこう」という考えが生まれ、ミスしづらい考え方になります。
相手から見ると面倒なやつかもしれませんが、最終的にはやりとりに不一致がないので、必ず相手からも喜ばれると思いますので、みなさんも今から証拠は残しておきましょう。
3 損しない理由③:法律を勉強すると騙されなくなる
私の相談者さんの中で詐欺に騙される方が本当にたくさんいました。
よくよく聞いていくと、明らかに相手が法律違反の行為をしているのに気づいていない方がたくさんいることがわかりました。
例えば、投資での「元本保証」です。
「元本保証」は出資法をほんの少し勉強するとやってはいけないということが書いてあります。
出資法1条
「何人も、不特定且つ多数の者に対し、後日出資の払いもどしとして出資金の全額若しくはこれをこえる金額に相当する金銭を支払うべき旨を明示し、又は暗黙のうちに示して、出資金の受入をしてはならない。 」
→出資法1条に違反した場合の罰則は、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、又はその両方
しかも第1条に書いてるので、ちゃんと読まなくても知れる可能性があったのです。
また、契約書が明らかに不利なことを書いてあるにも関わらず、無視して不利な契約を結ばされてしまう方もたくさんいらっしゃいます。
騙されやすい内容も法律を勉強することで、見破れるようになると思っています。
4 まとめ
いかがだったでしょうか。
法律を勉強して、損しない考え方を身につけてくださいね。
今後も法律を勉強したくなるようなコンテンツを発信できればなと考えています。
具体的に私が生きていく上で、大事な法律は以下の通りだと思っています。
- 民法の基礎理解
- 論証や事実認定の考え方
- 憲法の考え方
- 刑法各論
この辺りをわかりやすく解説し、みなさんがより充実した、損なし生活を送れるように頑張りたいと思います。
今後もご購読よろしくお願いします!
では今回は以上。また次回お会いしましょう〜